REIKAZUM

新幹線大爆破のREIKAZUMのレビュー・感想・評価

新幹線大爆破(1975年製作の映画)
4.0
近年のノンストップアクション映画の走りと言われているが『スピード』のようなノンストップ映画というより、パニック映画寄りの作品。

爆弾を仕掛けた犯人一味が、倒産した零細工場経営者や学生運動家だったりとそれぞれ悲しげな事情を抱えていて、人間ドラマとしても見ることができる。

有名な俳優がぞろぞろ出ているのと、通常良い人役になりがちな高倉健が犯人役、宇津井健がJRの司令所担当者(あ、国鉄だ)ってところも見どころ。運転手が(元SL機関車)は千葉真一。
みなさんフレッシュ!

1974年の映画としてはすごく練られていると思う。
70年代の邦画って本当すごい作品が多くて脱帽しちゃう。
REIKAZUM

REIKAZUM