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新幹線大爆破のsunaimaiのレビュー・感想・評価

新幹線大爆破(1975年製作の映画)
3.8
東映の代表作をBS録画で。ヤクザや犯罪が、捕まえる側からではなく「蜂起する側」から描かれた、古き良き時代。

社会の底辺からデカい花火をブチ上げようとする高倉健と、国鉄という大組織にいながらも矜持を失わない宇津井健の二人。それぞれの熱いハートが伝わる作品だった。

SLの爆破や新幹線の並走などはガチのようだが、どのように撮影したのだろう?アパートでのカーラー女への聞き込み、泥酔帰宅からの無理心中などは、昭和ドラマの典型的あるある!健さん本人も、まさか後々『鉄道員』で国鉄職員を演じるとは当時夢にも思わなかっただろう。
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