Kahoko

ブラッド・ダイヤモンドのKahokoのレビュー・感想・評価

ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)
4.5
公開当時映画館で鑑賞。
この映画が公開される数ヶ月前にディパーテッドを鑑賞した際、マットデイモン目当てで行ったら、お、ディカプリオいいかも、と思ったので観に行くという何とも不謹慎な理由で鑑賞し、映画館退出する際にはごめんなさい、ってなりました。辛い映画です。

紛争ダイヤモンドを取り巻く話。これも現実に起きていること。ダイヤモンドは婚約指輪としても人気ですよね、決して他人事ではない。愛の証のために多くの血が流されているなんて本当に理不尽です。でもこれはダイヤに限ったことじゃなくて、例えば、紛争とは関係ないかもですが、私たちが毎日飲んでるコーヒーや、チョコレートの原料であるカカオを作ってる人たちの給料がすごく低くて、不当な賃金で働かされていたりしますよね。世界の縮図を考えさせられました。日本に生まれてよかったなんて気軽に言えません。

現在海外ではこの映画がきっかけなのかコンフリクトフリー(紛争地域で採掘されていない)
ダイヤを買う事が当たり前になっているようです。ラッパーのカニエ・ウェストも紛争ダイヤについて歌ったりしていますが文化の力って凄いですね。観たり聴いたりしている立場としては感謝でしかない。

アフリカの現状や事実を知るのにはとってもいい映画だと思います。人が人を不当に扱う残虐さも隠さず描かれていて事実を知ることが出来ますし、エンターテイメント性も高く飽きさせません。

最初の話に戻りますが、長年のファンの方には申し訳ないのですが、もともとディカプリオはタイタニックしか見てなくて、アイドル俳優っていう印象でした。当時の細くて綺麗な見た目もあんまり好みじゃなかったのに(失礼) 、この映画のディカプリオは泥臭くて男臭くて、この映画鑑賞後からファンになりました。