カトリナ

ブラッド・ダイヤモンドのカトリナのレビュー・感想・評価

ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)
4.2
「ダイヤモンドの価値を決める際の4つのC-color(色)cut(カット)clarity(透明度)carat(カラット)-しかし実は5つめのC-conflict(紛争)がある事をあなたは知る」キャッチコピー

息子を探す父親の物語とダイヤを探す男の物語が同時に進行する血生臭い灼熱のアフリカの混乱の時代を映しており本当に価値あるものは何か伝えている。
今もアフリカシエラレオネには手を失った老若男女が何万人もいる導入部分からその残虐さをしっかりと描いてくる。幼い子供が冷酷な殺し屋になる過程も洗脳される背景説明が自然で映像も畏怖を感じさせる。

アカデミー賞5部門ノミネート。ディカプリオが繊細な心情の変化と手に汗握るアクションを披露。制作期間2年スタッフは27カ国以上から結集、強く記憶に残る作品。
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