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ブラッド・ダイヤモンドのwatarihiroのレビュー・感想・評価

ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)
4.7
1991年から2002年までのシエラレオネでの内戦を取り扱い、紛争ダイヤモンドについて述べる作品。

監督はラスト・サムライを監督したエドワード・ズウィック。主演はレオナルド・ディカプリオ。

当然ながら内容はハード。無作為に殺戮を繰り返す反政府力のRUF。しかもその中には少年兵もいる。

高校の時に少し習ったが、少年兵は元々は一般の子供だが、拉致され、銃の使い方を覚えさせられたりましてや麻薬漬けにされる。少年兵は何かとこの内戦の被害者でもある。

描写は激しいが知識としてみた方がいい作品。

主演が演じるアーチャーはRUFとビジネスの関係を持ち、金儲けしか考えないがソロモンとその家族を見て心変わり始める。善人に変わっていく模様は素晴らしかった。


どちらかといえば主演よりもソロモン演じるジャイモン・フンスーが魅力的。
子供が奪われて終始精神が不安定。その演技は圧巻。個人的にレオナルド・ディカプリオより目立ってた。
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