月でたった一人働いているサム・ベル。３年間の仕事があっと２週間で終わりを迎えようとしていた。
地球には帰りを待つ愛する妻と娘、もうすぐで帰れると期待にしている彼に衝撃の真実が明らかになる。
月の岩と砂しかない風景は寂しげで主人公の孤独な気持ちを表現しているようでした。地球が映ったシーンでは美しくも、月から近そうで遠くて帰れない主人公を思うと辛い。
月でたった一人で生活していることを想像するだけでもかなり怖ろしいですが、それも超えるほどのまさかの展開にびっくりしました。従業員を月に３年間も生活させることだけでも怖ろしいのに…、大企業は本当に非常だと感じてしまう。
アイアンマン２でダメな武器会社社長ハマーを演じたサム・ロックウェルが登場人物ほぼ一人の月を舞台にしたSF映画。難しい役を見事に演じていて、アイアンマンでのイメージがガラッと変わってすごい俳優と思いました。
SF映画でありながら、現代の社会に一石を投じるメッセージも込めらたインパクトを残す一本でした。
