いよら

るろうに剣心のいよらのレビュー・感想・評価

るろうに剣心(2012年製作の映画)
3.6
最新作が公開しましたので、過去作のレビューです。

※原作ファンのため偏った見方になっています。


一作目の映画化が決まった時、期待半分不安半分といったところでした。

キャストに関しては、
剣心の佐藤健はイメージ通りです。ハマってました。
薫はイメージとは違うんですけど、悪くないです。
左之助はもうちょっと若いイメージなんですけど、雰囲気は合っていたので問題なし。
恵は意外ではあったんですけど、結構ハマってましたね。
斎藤は、イメージとはそこまでかけ離れてはいないので江口洋介でいいんですけど、けど、なんで一作目に出てるの?という疑問が。。
刃衛の吉川晃司は思いがけず良かったです。
武田観柳はいい感じですね。
ちなみに綾野剛をちゃんと認識したのはこの作品でした。でも役名が外印って…え?外印??(後半のストーリー部分で触れます)
キャストはそこまでイメージが崩れる感じではなかったですね。

アクションシーンもとても迫力があってカッコよかったです!飛天御剣流の技を結構再現できていたと思います。アクション映画としては満足です。

そう、キャストとアクションに関しては、再現度すごいなぁと思います。


ここからネタバレ含め、個人的な感想になります。

ストーリーはね、一作目だから、出会いの部分ではあるのでそれをうまく繋げるっていう意味では意外に上手く纏まってたとは思うんです。
クライマックスをどこに持っていくかっていう点に関しても、ラスボスを刃衛にするか武田観柳にするかっていうので、刃衛の方が…っていうことなんだと思います。
思いますけど、、、御庭番衆ごっそりカットって。。御庭番衆好きなのに。。
刃衛でもいいけどさぁ、蒼紫様(すでに様呼ばわり)がラスボスが良かったなぁ。
まぁこの時点で続編作るって確定してなかったから、これからも剣心を狙い続けるぞというスタンスの蒼紫をラスボスには持ってきにくかったのかもしれないですけど。あと、観柳編は薫の活躍が無いっていうのもあったのかなぁ。個人的にはどっちでもいいんですけどね。
御庭番衆はびっくり人間大集合だしなぁ。
刃衛じゃだめなわけじゃないですけど、ストーリー的に逆になってるのでなんか違う気がしてしまって。。
蒼紫出ない代わりにここまで出ないはずの斎藤出てくるし。
御庭番衆出ない代わりに武田観柳の私兵が、、これって、原作の後半に出てくる人誅組ですよね。
今更だけど、The Finalには影響ないんだろうか。。
外印カッコ良くなってて役名見るまで誰か分からなかった。外印って仮面取ったら実は、、って思わせてといての彼なのに。妄想具現化でしょうか。綾野剛の役名見るまで般若だと思っていて(般若でもカッコよすぎですけどね。でも傷があるっていう点では般若の方が近い)、外印と知ってちょっとショックでした。しかも傀儡士のはずなのに銃で闘うし。
(これで、finalもしくはbeginningでの蒼紫様の見せ場は一つ確実に無くなりました。)

御庭番衆編が好きすぎて、カットされてることにちょっと納得できてないです。
御庭番衆編で締めて欲しかったです。
先の展開も含めてね。
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