三郎丸

るろうに剣心の三郎丸のレビュー・感想・評価

るろうに剣心(2012年製作の映画)
3.0
【読み切り漫画がモノ凄い跳ねた】

昔週刊少年ジャンプで読んだ記憶から鑑賞!

お話は、
時代は、幕末から明治にかけて。 かつて 人斬り抜刀斎と恐れられた剣心は、過去の過ち殺さずの誓いを立て峰と刃が逆で切れない刀、逆刃刀を腰に携え流浪の剣客となった剣心君の話。

武士の時代が終わったあとの武士の生き方という時代の変遷の中、架空の男たちが元気いっぱいチャンバラする。

《ここ、良かったかなポイント》
・限られた枠で、主人公をある程度は描いたこと。
・チャンバラする場面の迫力。

《もっとやりようあったよね?ポイント》
・登場人物の多さ…画面が忙しくなって覚えてられない。
・主人公が強過ぎる設定。
1人、多人数相手にド派手に暴れ過ぎてクライマックスのキャラクターとチャンバラする時には尻すぼみになっちゃった。

アクションスピード感と、主人公の動きは良かったと思うんですけど、序盤戦からバンバン敵(1アクションに出てくるヤラれびとが多すぎるんよ…)をド派手に倒しすぎて、終盤の吉川晃司が出てきた時にはお腹いっぱい感がありました…
主人公が過去の殺生を過ちであったと重い十字架を背負っている設定であれば、もっと闘うまでに迷って欲しいんですよ。
ちょっとケンカ吹っ掛けられて
「表に出るでござるよ」
やる気満々かえ!

こういう無双主人公がロッキーバルボアみたいに負けても良いんだけどな…斬られたら死んじゃうからダメだと思うけど。
三郎丸

三郎丸