スガシュウヘイ

るろうに剣心のスガシュウヘイのレビュー・感想・評価

るろうに剣心(2012年製作の映画)
3.0
(2013年3月5日レビュー)

おもしろかったです。
るろうに剣心ファンの私が言うのだから
間違いないです。

飛天御剣流の映像化に
成功したと言えるでしょう。
実際に飛天御剣流が存在するとしたら、
こんな感じになると思います。
かといって、
現実にありえない程凄すぎる訳ではない。
明治という時代背景を壊さない程度に、
かつ凄まじい戦闘場面でした。

アクションシーンは完璧だと思います。


個人的に、
原作ではおじいちゃんだった外印が、
本作ではイケメンキャラ(綾野剛)
になっていた所が良かったです。
外印好きだったのに、覆面とった時に失望した口なので。


侍映画として、
アクションシーンに関しては
世界に誇れる映画だったと思います。


ただ、こういう事はよくあるのですが、
原作を知らない人が見ると、
「ん、なんでこうなったんだ?」
と思うだろう箇所がいくつか見られました。
また、自己紹介する箇所もないので、
江口洋介=齋藤一、
吉川晃司=刃衛、というのは
原作を知らない人もわかったのでしょうか?

アクションがここまで凄いのだから、
ストーリーはもっとシンプルでも良かったかも
しれません。


製作:2012年
監督:大友啓二
出演:佐藤健、武井咲、綾野剛