驚きのアクションクオリティの高さ。
シーンごとの殺陣演出として世界的に見てもあまり見たことのないスピード感ではないかと思う。ゆっくりの動きをあとから早回ししてるのかな?!
とにかくかっこいい!
漫画的な飛躍のアクションを見せてくれてる時点でもうとやかく言うなということだけど、、演出自体のレパートリーはあまり工夫がなくて数が少ない気がするのがとても残念。殺陣のクオリティは高いのに『カッコ良く見せる演出』のバラエティが枯渇してるために同じ演出が何度も繰り返される。
剣心が周囲を囲まれ、姿勢を低く構え砂埃を撒き散らせながら、弧を描くように回転して牽制する姿を上空から少し俯瞰で写した構図。この絵面は全く他の敵との対決シーンでも何度か繰り返され正直ラストバトルでそれが出た時には笑っちゃった。
結果、なんかすごいのに退屈な映画だと感じた。すごい惜しい、歯がゆい感じ。
次作の京都大火編以降、こうした弱みを克服して敵によって戦いかたが変わったり、戦闘演出がアイデアに溢れるように変わってる。ので、次からオススメです!