レンタルDVDにて、鑑賞しました。
原作の漫画は未読、アニメは未見、殆ど予備知識なしで、見ましたが、想像していたよりも、めちゃくちゃ面白かったです。
とにかく、殺陣が速くて、カッコ良いですね!!!!!
アクション監督を担当された、谷垣健治導演が、和製「ワン・チャイ」シリーズを目指して、構築された、超絶アクションの殺陣を、主演の佐藤健さんが、ブレイクダンスの経験で、培った、身体能力の高さを活かして、見事に、谷垣健治導演の期待に応えて、超絶アクションの数々を、再現されているのを、見て、度肝を抜かれてしまいました。
佐藤健さんの剣心役は、物凄くハマっていたと思う。女優陣も、綺麗で、良かった。
佐藤健さんは、「仮面ライダー電王」に出演経験があり、尚且つブレイクダンスを得意としているだけあって、身体能力、肉体ポテンシャルは高いことは知っていましたが、しかし、あれだけ、スピーディーで、アクロバティックで、美しい殺陣をこなせるとは、予想していなかったので、良い意味で、裏切られた気分になり、本当に、素晴らしいなと思ました。
もし、全く、ダブル(代役スタント)を使用していないのなら、アクション俳優、時代劇俳優としても、十分に通用しますよ。
「ドラゴン・ロード」でのジャッキー・チェンの壁宙や「トム・ヤム・クン」でのトニー・ジャーのガラス宙、初代タイガーマスクのコーナーに追い詰めた相手の選手の胸板を駆け上がり、後方宙返りして着地するサマーソルトキックを彷彿とさせるような、道場の壁を駆け上がり、華麗に壁宙を決めて魅せたり、パルクールあり、ワイヤーアクションあり、股抜けスライディングあり、前進しながらのバク宙あり、佐藤健さんが得意とするブレイクダンスやアクロバティックな華麗な動きが殺陣に垣間見えたりと、超絶アクション全開!!!!!
正に、神技のオンパレードで、エクストリームチャンバラの世界に魅了されてしまいました。
これだけ、斬新で、カッコ良い時代劇を見たのは、初めてで、とても衝撃を受けました。
特にお気に入りのアクションシーンは、佐藤健さんが、敵の機関銃での攻撃を交わしながら、前進しながら、華麗に、バク宙を決めるシーンは、鳥肌が立つ位に、感動してしまいました。
ラストバトルも、手に汗握る展開で、最後まで、目が離せず、引込まれました。
しかし、佐藤健さんや吉川晃司さんは、時代劇専門の俳優さんではないのに、よくあれだけの見事な動きが出来るもんだなあ~って、感心してしまいました。
エンディング曲も、作品の雰囲気に合ったカッコ良い曲で、グッと来ました♪