広島カップ

対決の広島カップのレビュー・感想・評価

対決(1990年製作の映画)
3.5
ベルリンの壁崩壊が1989年ですからその前年、西ドイツとチェコスロバキア国境の雪原で睨み合う米ソ両軍。
両軍の司令官は互いに相手に喧嘩を仕掛けたくてウズウズしている。
冒頭の米ソ両国の司令官二人(ロイ・シャイダーとユルゲン・プロフノウ)の初顔合わせのシーンで雪を丸めて互いに一発ずつ投げ合ったシーンは面白かった。
「やるか、コンニャロぉ」みたいな感じ。

国境線を挟んで一触即発になる両軍ですが実は最後は男からみたら理想の喧嘩ではないでしょうか(ネタバレでコメントに載せときます)。
この最後を観せたいが為に色々とストーリーを張って来ていたように思います。
とにかく戦いたい男の話で原題より邦題の方が直接的で本作には似合っています。
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