blacknessfall

1984のblacknessfallのレビュー・感想・評価

1984(1984年製作の映画)
3.9
TSUTAYAの発掘良品に入ってた。これ小説も読んでますよ、80年代のイギリスのハードコア・パンクのバンドがこぞって言及してるんでパンクスには無視がてきない映画なんすよ。
昔に観た時も小説の怖さにあんま迫れてないけど、筋はおさえてるからダイジェスト版みたいね、と思ったけど、今回もそこは変わらず笑
でも、今、このご時世下で観ると危機感、リアリティーが違うんだよな。
~の生産が何%上がったとか景気がいい数字が連日発表され、豊かになってるはずなのに、末端の人間はカミソリの刃のストックにも事欠く状況、外敵の危機を煽られて政権へ無私の忠誠を強要される。事実は政府の都合で簡単に塗り替えられる。
権力はこーゆー怖さを持ってるとは言え、今時はそんなことにはならんから、ちょっとは気をつけておくかな?ぐらいの温度で観れてたんだよ、前は。
でも、今は映画で起こったことリアルでも起こってるよね、、おそろしいことだよ。
潜在的になんかそう思ってる人が多いのか、最初にTSUTAYAに行った時、3本あったけど全部レンタルされてた。
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