骨折り損

1984の骨折り損のレビュー・感想・評価

1984(1984年製作の映画)
3.6
風刺ではない警鐘だ。
一人一人が考えることをやめた先に、考えることをやめなかった人に管理される未来がある。
今こうして生きている世界も知らない人に見られて、記録されて、はみ出さないように確認されている。
それはなにも恐ろしい事ではないが、自分がどういう社会で生きたいか、何が正しいと思って何が間違いだと思うか、面倒だからとふと自分の考えを人に委ねるととても簡単に操作されるくらいには危ない世の中を生きていることを改めて気づかされた。
骨折り損

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