ジョージ・オーウェル原作の名作
『未来世紀ブラジル』の暗くて真面目で怖い版
2 + 2 = ?
イギリス産短編『Two & Two』が進んで行った世界のよう。
ずーっと胸がうぞうぞして気持ち悪くて恐ろしかった。
SFというよりホラー。。。
1984年。
人々は常に監視され、生活や言語、性欲までもコントロールされていた。
さらに歴史の改竄も行い、従えない思考を持つ者は処刑される。
ウィンストン・スミス(ジョン・ハート)は、そんな体制に疑問を抱いて生きていた。
ある日、似た思考の女性ジュリアに出会い、さらに堕落していく。
しかし、それらを思考警察に知られてしまい……
I love you …
想像していたよりずっと重たく酷い世界だった。
思考するだけで罪とか…
まさかの裏切者とか…
さらに拷問がキツい。
この私ですらキツい。。
家でも町でも職場でも、常に流されている映像。
言葉で支配して言葉を変えさせ思考をさせない。
ん~これは凄い作品だった。
ブラジルとか<harmony/>とか、多くの作品に影響を与えたのだろうなぁ~
原作も読んで、この思考に浸りたいと思います☆