りょーこ

1984のりょーこのレビュー・感想・評価

1984(1984年製作の映画)
4.0
ジョージ・オーウェル原作の名作

『未来世紀ブラジル』の暗くて真面目で怖い版

2 + 2 = ?
イギリス産短編『Two & Two』が進んで行った世界のよう。

ずーっと胸がうぞうぞして気持ち悪くて恐ろしかった。
SFというよりホラー。。。



1984年。

人々は常に監視され、生活や言語、性欲までもコントロールされていた。
さらに歴史の改竄も行い、従えない思考を持つ者は処刑される。

ウィンストン・スミス(ジョン・ハート)は、そんな体制に疑問を抱いて生きていた。
ある日、似た思考の女性ジュリアに出会い、さらに堕落していく。

しかし、それらを思考警察に知られてしまい……



I love you …

想像していたよりずっと重たく酷い世界だった。

思考するだけで罪とか…
まさかの裏切者とか…

さらに拷問がキツい。
この私ですらキツい。。

家でも町でも職場でも、常に流されている映像。
言葉で支配して言葉を変えさせ思考をさせない。

ん~これは凄い作品だった。
ブラジルとか<harmony/>とか、多くの作品に影響を与えたのだろうなぁ~

原作も読んで、この思考に浸りたいと思います☆
りょーこ

りょーこ