真田ピロシキ

TEKKEN -鉄拳-の真田ピロシキのレビュー・感想・評価

TEKKEN -鉄拳-(2009年製作の映画)
1.9
すこぶる体調が悪くしかし寝込むほどでもない時に流すには適してると思ったがうーん。

鉄拳は1と2とタッグトーナメント2とストリートファイタークロスを少しやったくらい。キャラは結構出てくるが自分が多少使ったことある飛鳥とリリはいない。それは実写で10代の小娘に殴り合わせるの無理あるし仕方ない。だから仁の彼女のシャオユウもいない。それで出るのは比較的無難な面子。これは痛い。バーチャファイターを倒して鉄拳が生き延びたのは熊や悪魔まで出てくる個性的なキャラクターをアピールした事だと思うので普通じゃつまらない。ポールみたいな個性の塊は収められなかった模様。吉光とかいるけど意外と普通。みんな見た目は悪くないのにもったいない。

ゲームをやっていれば誰なのかは分かるのでKOFよりは格段にマシ。モータルコンバットにも出てたケイリー・ヒロユキ・タガワによる平八の再現度。闘いはしないのにオチで平八として許されてる気がする(笑)他のキャラクターはどうなんだろう。一八は暴動ものでは。原作でも悪人だがレイプなんかしてないだろきっと。しかも何で息子に斧で襲いかかるんだよ。一度斬り返されたら負ける凄まじき雑魚で白けまくりですよ。これならビーム撃った方がずっと盛り上がったじゃね?セクシー要員以外の役割がないウィリアムズ姉妹もあまりにも。その他は特に言えることもない方々ばかり。クリスティやレイヴンがそれらしいことを言っても空々しい。こうして見ると実写ストリートファイターはやはり贔屓目なしにそんな悪くないと思える。

前に見た時はそこそこ笑えたが今回は難しい。アクション演出にはタメがあって動きも良さげなのに引き込まれないんですよね。全体的に画面が暗いからかな。バカっぽさを楽しむ映画としても煮え切らない。DOAを見返した方が良かったかもしれない。格ゲーには今ハマっているので鉄拳7は今度セールされたら買います。