ゆっきー

くノ一忍法のゆっきーのレビュー・感想・評価

くノ一忍法(1964年製作の映画)
4.0
すげーーーーーーー面白い。とにかく、すげーーーーーーーー面白い。
唇厚い女がすげぇタイプな自分は野川由美子が好きでして、この映画の彼女は本当に良かった。女が体制側=男 に立ち向かう話でもあるよ。

家康側が派遣した忍者たちとくノ一たちの忍法バトルなのだけども、”つゆ枯らし”だっけ? くノ一のあっちのほうの技のせいで、男が精気を失う描写がクッソわろた。ヤル前とヤった後で違う俳優を使ってるんですよw めっちゃ面白かったこれ。

あと心臓の音の数で妊婦を見分けるっての、面白いアイデアだった。腹の赤ちゃんをキスして別の女の腹に移すのとかもはや忍法の域を超えすぎていてクッソわろた。レズシーンとしても撮れるしアイデアの総合商社!

でもこの映画で一番驚いたのは、忍者の3人のうち1人が画面に写ってない家康と会話してて、残りふたりがその横で会話を聞きながらジェスチャーしながらヘラヘラたってるのを画面が許して、放置していることですね。会話に参加してない人物があんなに自由に画面に放置されるなんて。

放置といえば、ラストの忍者同士の決闘のシーンで、画面奥でふたりをみつめる野川由美子がこれまた、ずーーっと立ったまま放置されてて、「あー、こういうの画面に残しちゃうわけね。」って思いました。
ゆっきー

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