麻薬組織に殺された刑事が幽霊になり、チャウ・シンチー演じる新米警察官と一緒に復讐する話。
復讐といっても、大部分は主人公が好きな子を落とそうとしたり、くだらないギャグのオンパレード。
あとはトン・ピョウとスタンリー・フォンを含めた3人でわちゃわちゃしてます。
ずっとブレてないチャウ・シンチー。
ある意味で凄いよ。
幽霊はもちろん、スタンリー・フォンは宗師という霊的な存在の力でルフィ並の腕ビヨーンだし、悪党側にも霊的な存在がいたりする。
このあたり何の説明も無いので、香港映画見慣れてない人は面食らうかも。
時代が時代なのでVFXはかなりチープ。
ラストは霊幻道士みたいなバトルになって、そこは好きだった。
ちなみに清明祭で紙銭であの世にお金を送る風習が劇中に出てくるけど、沖縄でも同じ風習があるので懐かしくなった。
琉球王国だった時代に中国と交流が盛んだったので、その時代に伝わってきたんだろうな。