アン・ソンギがカッコよすぎる。
ホントに20年前の作品なのかと思っちゃうぐらいスケールの大きい歴史ものアクション。お金も費やした時間や人員もすごそう。
これでも日本版は20分以上もカットされているらしい。
剣弓槍斧、爆薬などの色んな武器を使ったり、砂漠や森林での戦闘、籠城戦などバリエーションが豊富で飽きない。
チャン・ツィイーには少し飽きる。
時代設定は1375年頃で、中国に元と明が乱立していてそこに高麗軍も入り交じった三つ巴の戦い。
ただでさえややこしいのに、明のお姫様のチャン・ツィイーが皆をかき乱す。
物語は、設定も複雑で説明しづらいので、めちゃくちゃ大雑把にまとめさせてもらうと…
高麗軍が明のお姫様のチャン・ツィイーを南京まで送り届けようとする話。
その攻防がひたすら描かれる。
高麗軍は少ないながらも魅力的なキャラが多い。
将軍&剣&ヘタレ担当のチュ・ジンモ
隊正&弓&いぶし銀担当のアン・ソンギ
奴隷&槍&敵からも姫からもお気に入り担当のチョン・ウソン
愚痴&髭&斧&視聴者の代弁&姫への暴言担当のユ・ヘジン
副隊長&寡黙担当の…顔だけは知ってる人😓
1人ずつ語ってもいいぐらい見せ場が多かったし、誰が主演なのかよくわからない活躍。
というか、ホントに誰が主演?
チョン・ウソンなのか、アン・ソンギなのか、チュ・ジンモなのか…。
(少なくともユ・ヘジンではない。)
個人的にはアン・ソンギでいいです。
まだ今より若いからか、撮影が過酷だったせいなのか、顔だけ見てもかなりシュッとしてて細い。
そして役柄もカッコいい。
醜態を晒したり勝手ばかりしたりと、どこかダメなところがある集団の中で、圧倒的に器がデカく冷静でいて、光るいぶし銀。
しかも、弓の名手。
弓で何度も味方の窮地を救うアン・ソンギ。その度に痺れました。
アン・ソンギは文句なしの演技だったけど、
物語的にはクライマックスの盛り上がりに欠けたのと、最後の締めがよくわからなかったのでスコアが低いんだと思う。
とにかく、チョン・ウソンは少なくともこの時すでに乗馬が上手だった。
ということだけ覚えておけば🙆♀️