今年最後の映画になりました。
通しで3,4回ほど観てますが、素敵な映画です。
この映画のいいところは最短距離で泣かせにかかるお涙頂戴のどこかの3丁目の夕日にしなかったところですね。
見終わったあとに静かな感動がやってくる。まさしく映画です。
特に主役のドリスを演じるオマールシーの魅力がこの作品の大半を占めていると言っても過言では無いです。
子供のように底抜けに明るい笑顔、気の利いたジョーク、中盤の
素晴らしいダンスシーン然り「この俳優さんいい!」と思う魅力があります。
また、楽曲の使い方とセンスがずば抜けているところも魅力です。
思わずノリノリになれる楽しいダンスミュージックもあり観ていてとても楽しいです。
ストーリーのテンポも良く、ふたりの心理描写やドリスの家庭環境を的確に演出しているので感情移入も出来ます。
介護職を目指している僕はドリスみたいに足にお湯を掛けたりはしませんが、障害者の方の境遇や立場には一定の理解や同情は必要です。
でも、ドリスのように障害者だからと言って特別扱いしない関わり方はとても勉強になりました。
笑って泣けて誰とでも楽しめる映画です。
あっ、でも下ネタが少しあるので
そこの配慮は必要かも知れませんww
今年最後に素敵な映画を観れて良かったです。
来年も、もっといい映画を観たいなぁー!