りょう

最強のふたりのりょうのレビュー・感想・評価

最強のふたり(2011年製作の映画)
3.9
この手のバディものにハズレってあんまりないし、これが実話だというのだから素晴らしい。グリーンブックを思い出す。

健常者の自分が言うのは何も分かってないと思われてしまうかも知れないけど、障がいがあっても、それよりも心の持ち方の方が更に大切なんじゃないかと言うこと。首から下の感覚が何もなくたって、空飛びたいし、タバコ吸いたいし、デートしたい。そうやって普通のことをして人間は心の安定を保っているのに、身体のケアだけを心配される毎日は耐え難いのかな。ましてや白衣で世話されたらたまったもんじゃない。

フランスの映画って、時にびっくりするほど下品な時あって、お国柄だと思うんだけど、それがこの映画にはぴったりな気がした。人間って心のどこかで下品な部分持ってないとおかしいし。そういう部分さらけ出すと仲良くなれる気がする笑

それにしても邦題のつけ方って難しいな…原題の方が深いけど、内容がぱっと見分かりにくいから?親切すぎる邦題。
りょう

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