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最強のふたりのsoumaのレビュー・感想・評価

最強のふたり(2011年製作の映画)
4.5
実話をもとにしたストーリー。
富豪の障害者と貧困の介護者2人のお話。

障害者として扱うのではなく
障害をその人の個性として扱うことで
あくまで対等に接するフィリップの考え方は素晴らしかった。

障害を持っている人を傷つけるのは
何気ない健常者の振る舞いだったり考え方だったりする。
でも、フィリップは常にどんな人にもリスペクトを持って
それを信念として実践している。

これは、普通の人間関係にも当てはまるし
どんな人にもリスペクトを持つことはすごく大切だなと思う。
そうすることで、間違っていることにもまっすぐ立ち向かえるし
お互いに優劣を感じなくてすむ。
人は誰かと比較したがるが
それがどれだけ無意味なことなのかを
往往にして忘れてしまう。
優越感を感じたいがためなんて
自分のためにならないのに。

自分は、自分の選択の結果であり
他人を操ることにそれほどの価値はないのだから。
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