のぞみ

最強のふたりののぞみのレビュー・感想・評価

最強のふたり(2011年製作の映画)
4.8
2018.9

なんだろう、この映画………

またもや素晴らしい映画に出会ってしまった

なんの知識もなく鑑賞前は、重くて悲しい話なんだろうなぁと思っていました

しかし!コミカルかつポップで結構笑う!
そして温かい

沢山の人たちに紹介したい映画です

頸髄損傷で体が不自由な富豪フィリップと
その介護人となった貧困層の移民の若者天真爛漫なドリス

“同情”この言葉がキーワード

日本人は“同情”を“共感”に言い換え、良いように捉える傾向がある

そんな中で、すごく私の考えの真髄に訴えかける映画でした

フィリップは、自分のことを病人としてではなく、一人の人間として扱ってくれるドリスに次第に心を開いていきます

身体的弱者と社会的弱者
真のパートナーになれたのは、
互いに弱点をおぎなったからではなく互いを対等な人間として扱ったからではないでしょうか?

ドリスのブラックジョークはきついけど
どこか優しく温かい

本作は、何か事件が特別おこったりするわけではなく、日常生活が流れています

でも、話のテンポと音楽がよくてストーリーに吸い込まれていきました

ドリスがフィリップの誕生日に躍るシーンとかすごい素敵で温かでした

フィリップとドリスがお互い全く世界の人間のようにみえる一方、
過去に抱える面では共鳴するというか二人の関係性が親密だなぁとおもいました

題名にもある通り本当に、“最強のふたり”

原題は【Intouchables】(意味は「禁忌」)
しかし、邦題は「最強のふたり」
これが見終わった後ぐっときて、訳した方のセンスを感じます

エンドロールで、この話がノンフィクションだと知り、
おのずと胸が熱くなりました

フランス映画いいですね🎶