ペイン

最強のふたりのペインのレビュー・感想・評価

最強のふたり(2011年製作の映画)
4.5
“あれ、こんな良い映画でしたっけ?”

特にアースウィンドアンドファイヤーのSeptemberが流れるまでのオープニングは本当に素晴らしすぎて心の中で5億点!と叫んでしまいました(笑)

一見難しいテーマを扱っていてウェットになりがちなところをそれをわかりやすく、明るく楽しい音楽とユーモアを添えて語っていく語り口が非常に上品。役者陣の演技や演出もとても水準が高い。

ただ“障害者の大変さや介護の大変さがちゃんと描かれていなくてアッサリし過ぎ”という意見が見かけて、たしかにそうだなとは思った。ただ監督のインタビューなどを観ていると本作は介護の大変さや深刻さを炙り出すことが目的ではないということがわかるし、意図的にわかっていて細やかな演出を避けていて明るくポップに我々に伝えていく手法をとっていることがわかる。なので私はこれでOKだと思う。

久々に観て内容忘れてましたが東京国際映画祭グランプリも伊達じゃない上質な1本でした。