マサラチャイ

最強のふたりのマサラチャイのレビュー・感想・評価

最強のふたり(2011年製作の映画)
5.0
よくあるお涙頂戴かー、重い話なのかなと思って敬遠してきました。見てみると始終明るいコメディーだったので、最後まで全く退屈することなく見れました。2人の会話が仲のいい友人とする会話そのもので、見てるこっちまで楽しくなってきました。障害をネタにする眉をひそめられるようなジョークも出てきますが、不快感はなくむしろ遠慮のなさの表れとしてポジティブに受け入れられる感じでした。障碍者というだけで気を遣われ、壊れ物のように扱われるのは嫌なんだろうな。普通の人として扱った方が嬉しいのかも、という気づきを与えてくれる作品でもあります。重いテーマをここまで爽快に描けるなんてすごいと思った。