とある二人の鉄道公安官の活躍と、ニューヨーク地下鉄の売上金を運ぶ“時刻表に載らない特別列車”「マネートレイン」に関わる強奪作戦を描く。
小学生の頃にテレビのロードショーでやってたのを録画して結構何度も見てた記憶。配信されてるのを見つけて思わず鑑賞。当時はこーゆーコメディチックなアクション映画が大好物だったなぁなんて。ウェズリー・スナイプスとウディ・ハレルソンのコンビ、これって今じゃなかなか見れそうにない組み合わせ。なんやかんやで息ピッタリの乳兄弟を好演。色気ムンムンのジェニファー・ロペスに、とある放火魔の役にはクリス・クーパー。
今作の見所と言えるのがウェズリー・スナイプスによるキレのいい立ち回りと、列車を舞台とするノンストップ系アクション、とまぁここらへんはちょい『スピード』っぽかったりもして。またそこに掛かるのが兄弟感のちょっとしたドラマ。トラブルが続いて深めの亀裂が入りつつ、それでも存在する絆、人種は違えどなんやかんやで生まれてしまう良きコンビネーション、ここらへんのエピソードは今見ても素敵だったりして。
改めて見て気づくけど、いろんな話題を詰め込んでるなぁ、いや詰め込みすぎてるなぁってゆー。ストーリーの本筋が定まらず、結果いろいろ散漫なことになってる。いや幼い頃にはそんな細かいこと考える余地もなく楽しんでたんだけどね。例えば『ブルー・ストリーク』みたいな、超軽めに楽しめるアクションコメディという感じ。あと、今でこそクセ者や強者役の多い印象のウディ・ハレルソンがドジでマヌケで、なんというか小物感満載の人物を演じてるのも個人的には見所。
