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童話「白雪姫」を大胆に翻案したアクション・ファンタジーである。
大筋は「白雪姫」どおりと言えるが、様々細かい設定が付加されており、見応えのある大人の童話となっている。
懐かしき子ども時代に思いを馳せつつ、一風変わったグリム童話の世界に身を委ねていただきたい。
・・とは言ってみたが、実は私は「白雪姫」のラストをよく覚えていない。
王子様の接吻で白雪姫は死の淵から甦りました。(言い方!)
白雪姫は王子様といついつまでも幸せに暮らしましたとさ。
・・までは覚えているのだが、あの悪の女王はどうなったんやったっけ?
退治された?
まさか、野放し?
母に買い与えられた書籍(絵本やね)は何度も熟読したはずなのだが、全く覚えていないのだ。
不思議だ。
女王の呪いでないと信じたい。
以前「マレフィセント」を観たとき「眠れる森の美女」のストーリーを思い出そうとしてみたが、こちらも思い出せなかった。
なんなら、「白雪姫」とゴッチャにさえなっていたのだ。
どちらもお姫様が寝てるし。
やはり、魔女の呪いは実在しているのかもしれない。
そんな呪いに満ちた作品が、これだ!
(全然違いますよ)
この作品、クリステン・スチュワートやシャーリーズ・セロンの美貌に目を奪われがちだが、クリス・ヘムズワースにも注目したい。
彼は市井の飲んだくれ男だ。
酒代のためなら何でもする。
そんな彼が最後は・・・・・
ある意味、王子様だったなんて・・・