『美しき諍い女』のジャック・リヴェットや、S・クレイグ・ザラーもお気に入り映画リストに選ぶ宗教映画の大傑作。
第33回アカデミー賞において、作品賞にノミネートされた他、主演男優賞(バート・ランカス…
このレビューはネタバレを含みます
渋々観たけど、意外と好きだった笑
というのは、二項対立的な概念(主に俗 vs 聖)やそれにまつわる人物がストーリーのメインを占めていたので、話は分かりやすいし、途中まで散々その境界線を強調しておき…
【やっぱり伝道師って怪しい職業だよね】
さて、またまた期間が空いてしまいましたが、久しぶりにレビューをアップ。
今回取り上げるのはバート・ランカスター主演、リチャード・ブルックス監督・脚本の…
キリスト教を題材にした映画はちょっと苦手(基礎知識が乏しいので…)でも本作は比較的分かりやすかった。宗教を信じるか?宗教はビジネスか?と投げかけられたような感じ。
バート・ランカスターがアカデミー…
バート・ランカスターが主演男優賞を受賞した本作、かなり期待して観てみたが、この作品の意図するところがあまり理解出来なかった。
作品を通して描かれているものはキリスト教の伝道やその中で絡み合う人間模様…
バートランカスター見たさに鑑賞!
1920年代のアメリカ、酒呑みで女たらしのとにかく口の上手いセールスマン、エルマーガントリーがキリスト教伝道師のシャロンと出会って恋に落ち、一緒に信仰復興運動に参加…
キリスト教福音派の20年代の大ブームを描く。2時間半ということで長げー!と思いきや、圧倒されてしまった。あまりの宗教とビジネスそして現在のアメリカ人の考え方までにも影響を与えている福音派。ブッシュが…
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無神論者のセールスマンが、宣教師の女に惚れて宗教をビジネスに変えてゆく。
エルマーガントリーが女との愛を知り、宗教の本質に気づき始めた時、逆に女は愛欲に溺れ、金に目がくらみ、地位と名声をふりかざす…
エルマー・ガントリーは話術で世を渡る男の名。
稀代のセールスマンがシャロンに恋してしまい、無税のキリスト教セールス(❓)の仲間に入ったからもう大変。
そもそも神を信じていない人間が突き進む様は信仰…
カメラワークの忙しない野卑さにランカスターの肉体的力強さと軽薄さが凝縮している。人間の業を一身に背負った彼は今までの無軌道な振る舞いのツケを支払うことになる。ルル演じるシャーリー・ジョーンズが出てき…
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