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ヤング・アインシュタインのjjのレビュー・感想・評価

ヤング・アインシュタイン(1988年製作の映画)
4.0
大本命ヤッホー・シリアス!
監督の名前だけで面白いのに初っ端からタスマニアの山奥でビールの泡を作るためにE=mc^2を発見して原子を核分裂させ掘っ建て小屋が爆風で吹っ飛ぶ若き日のアインシュタイン。何故か列車の中でキュリー夫人と出会い恋に落ちる。もうふざけるんだったらこれくらいぶっ飛んでいた方が面白いことがわかった。エレキギターを発明して核爆発を防ぐんだがそのシーンも素晴らしい。佐藤良明が『佐藤君と柴田君』の中で「音楽以外でロックなものの覚え書き」みたいなコーナーでさらっと触れていたが、たしかに本作はRock & Rollですね、岩と回転と言うべきか。マルコーニの小物感といい、ダーウィンの登場といい、ツッコミどころ満載で笑えるが、ときどき挟むロングショットが案外カッコイイ! あと「♨︎」とか「♡」みたいな感じの初めてみる字幕もあって爆笑した。『北の国から』の純くんの手紙風の字幕もあってとても面白かったわけで。たくさんの人に見てもらいたいわけで…
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