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姿なき殺人のhideharuのレビュー・感想・評価

姿なき殺人(1967年製作の映画)
2.4
2019.9.3 DVDで再見。
国立映画館のジョーンクロフォード特集での上映が初見。

「何がジェーンに起こったか?」のヒット以後、2人の主演女優にはホラー、サスペンス映画のオファーがジャンジャン入った。
しかしどう見てもクロフォードの方が程度の低い映画が多い。これもそんな一本です。
60歳過ぎたクロフォードのハイレグ姿まで見れます。笑

オープニングは結構好きです。宙ぶらりんの首吊り死体が画面を横切ると「Berserk!」とカラフルな文字でタイトルが入ります。
サーカス団の中で起こる殺人、一体誰がって話ですが犯人の正体が「えーっ」って感じですし、犯行がバレた途端に雷に打たれて犯人死亡でThe End。公開当時は知らないけれど特集上映では爆笑が起こりましたよ。あまりにも唐突だったから。

米国の怪物女優ジョーンクロフォード主演ではありますが脇もなかなかです。晩年はティムバートンの映画に出てたマイケルガフ、「悪魔の受胎」ではエイリアンの子を孕んで人肉まで食べちゃうジュディギースン、そしてデビュー当時は英国のモンローとまで言われ後年「早春」などで怪女優になったダイアナドースも出ています。

しかしまあクロフォードがマイケルガフだけでなく、若い綱渡りの芸人にも色目使ったりやはり不気味な映画です。あくまで設定の話ですよ。笑
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