現実逃避帰国準備

ハッピー フィートの現実逃避帰国準備のレビュー・感想・評価

ハッピー フィート(2006年製作の映画)
4.5
13年位前に貰ったDVDで観た。DVDがボロボロで後半が観れなくなってる程、子供達がよく観てた。小さい子だけじゃなく、大人しか分からない笑いと、感動と、懐メロで大人も楽しめる。『Sing』もそんな感じ。『Happy Feet』もノリノリのアニメーション映画だったの忘れてた。『Trolls』の他に、『Rio』もノリノリだった。つい、足でリズムを取ってしまう。やっぱり私はNo Music No Life体質なんだなぁと実感。

13年前は感動しなかったのに、今回観たらウルウル感動したのは、育児経験の後だからかも。ペンギン社会では、ママがフィッシングで、お父さんが(卵)子育て。動物の世界でいつも思うのが、誰が誰だかよく分かるなあと感心。

『Sing』でも使われた曲、ポールマッカートニーの「Golden Slumbers」と共に宇宙から地球、南極に入っていくシーンが好き。

Hugh JackmanがNicole Kidmanとmash-upデュエットで、Elvis Presleyのものまねで歌が上手くてビックリ。『The Ramen Girl』で西田敏行と好演したBrittany Murphyも、クイーンの『Somebody to Love』など歌って、上手くてビックリ。良い女優さんだったのに。

イライジャ・ウッドでホビットっぽいMumble。ロビン・ウィリアムズがRamón, Cletus, Lovelace、ナレーションといくつもこなしてる。メキシカンスパニッシュ訛りの英語を話すペンギン達が笑える。長老の声が、Hugo Weavingとは分からない。

いろいろ考えさせられる対比。父と子、母と子、マジョリティ対異端児、若者達対長老達、ペンギン対過酷な自然、ペンギン対人間。

「(人間が)Waste every living thing in their path.」 So true😩

親子、世代の意見相違は、リベラルVs.保守派で、スクールシューティングを止める為に銃規制をしようとする民主党と銃の権利を訴える共和党の意見の相違を思い出す。どっちが正論かは一目瞭然。オーストラリアが成功した様に、(銃の)刀狩り。

ダンスパフォーマンスで大勢の動きがシンクロ、一致するのって鳥肌だなあと『glee』でも思った。

映画の一番のメッセージ「Don't eat "Yellow snow"」😆

宇宙視点から地球をみるシーンで終わるのが良い。