「ジョージ・ミラー監督が贈るペンギン達のミュージカルアニメ!」
ジョージ・ミラー監督新作を控えてるのとアト6の動物映画特集で取り上げられてたので。
ペンギンちゃん達が歌って踊るハッピーなミュージカルだけかと思いきや後半のある展開には恐怖も抱きつつ、クセのある感じはさすがジョージ・ミラーって感じでした。
全体的にヨチヨチ歩きのペンギン達がかわいい。シリアスな場面でもヨチヨチだから可愛さがら勝ちつつも、海の中に入ると一転まるで空を飛び回るかよような自由な泳ぎっぷりが爽快!
さらには歌が上手いやつこそ全て!オスとしてモテる!というペンギン達の世界観の中で音痴に生まれたものの、タップダンスが得意というマンブルが一族を追われ、そして旅をして戻ってくるという生きて帰りし物語にもなっている。
そしてペンギン目線で見たアザラシやシャチの恐ろしさや迫力もアクション要素あり面白い。
そして環境問題や動物達への問題も投げかけるようなある展開もゾッとしたのでもっとあっちの方向広げてもらっても面白かったけど、そこは子供も観るアニメって事で平和な終わり方を迎えてました。
また声優が意外と豪華なのも驚きでヒュー・ジャックマンにニコール・キッドマン、ロビン・ウィリアムズと錚々たる顔ぶれでした。
ただのアニメとしてでなくジョージ・ミラー監督のフィルモグラフィとしてぜひ!