LD・DVD 整理で発見。再視聴しました。
なかなか気に入っています。
ニューオリンズ郊外のバイユー(湿地帯)が舞台。
元殺人課の刑事デイヴと妻のアニーは貸しボート屋を営んでいた。
ある日、二人が川でレジャーをしていると、目の前で小型飛行機が墜落する。
デイヴは沈んだ機体から女の子を助け出し、アラフェアと名付け世話をし出す。
妻の心配をよそに、事故の真相を探り始めるが、機体に沈んでいた刺青の男は、麻薬捜査課の潜入捜査官だった。
デイヴは、幼馴染の麻薬組織のボス・ババに会い探りを入れるが…
主演はアレック・ボールドウィン。元殺人課刑事だった男が再び闇社会へと足を踏み入れていく役どころを上手く演じている。
全編に漂うハードボイルド感。
ボールドウィンが渋い。
そして、愛する者を失い、自暴自棄になった男が真相を追い求める姿が胸にしみます。
アクションシーンもそこそこ楽しめる。
路面電車🚋のシーンはなかなかのモノ。気に入ってます。
ニューオリンズのストリートカーは、かなり歴史が古いようです。
実際に乗った気になれました。
共演のメアリー=スチュアート・マスターソンも良い。
役どころはストリッパー。でも期待しないでください(笑)。
そして、事件の黒幕は… ちょっとした小物が伏線になっていました。
ハードボイルドの佳作として、もっと評価されてもいいのではないかと思います。