セイヤ

山猫のセイヤのレビュー・感想・評価

山猫(1963年製作の映画)
3.8
時代という抗えない波に飲まれ、浮上していく者、沈んでいく者を繊細に、そして庶民ではなく、これから沈みゆく「貴族」の視点からの心の移り変わりが、自分にはとても新鮮な作品でした。

また、原作者・監督ともに「貴族出身」なので、リアルな特権階級の生活が観れます。

長丁場な作品ですが、シチリアの美しい風景や豪華絢爛な衣装や装飾で飽きはなかったです。
セイヤ

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