shibamike

山猫のshibamikeのネタバレレビュー・内容・結末

山猫(1963年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

のめり込めず。ヴィスコンティの映画、またもやのめり込めず。
若者の全てや郵便配達~は楽しめたので自分の映画鑑賞能力の至らない所を痛感する次第でございます☺
時代の流れと支配階級者の移ろいみたいなのはボンヤリ哀愁を感じた。あとは犬がデカイ。

序盤の戦争シーンは迫力が大変あり、引き込まれた。しかし、映画後半のずっと続く舞踏会、パーティーのシーンは「一生やっとけ、ボケェッ!」とうそぶく始末。

現実において、自分は飲み会・パーティー・親戚の集まり・冠婚葬祭、ありとあらゆる社交の場が苦手な人間です。社交の場というのは振るまいやマナー、ドレスコード等とにかく色々要求されて面倒。そして、最大の障害は参加者との話がとにもかくにも盛り上がらない、という点。
本作の舞踏会シーンを見ながら、こんだけ人がいれば談笑の輪に入れず端でポツンと冷めた料理つついているヤツいるだろ、とスクリーンを凝視していた(映画だから、そんなヤツ映すわけねえっつうの)。

社交ダンスとかは観る分には楽しかった。料理もめちゃくちゃ美味しそうだった。

主人公の伯爵は支配階級の人間でも下々の人間から好かれているようで凄いじゃん☺シチリアというと午後の紅茶のレモンティーがシチリア産のレモン使ってたのかしら。と思いながら自分はカルピス濃いめ(これ旨い😋)を飲んだくれ。
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