はま

山猫のはまのレビュー・感想・評価

山猫(1963年製作の映画)
3.5
家で映画を観るに当たって一番やりたくないのは「一気に観きれない」ことなんですが、この映画で遂にやってしまった…
(本編が3時間あるのはわかった上で観始めたけど)急な用事で、残り1時間を1週間後に観るという←

でも観たのがこの映画でよかったなと思ったのは(?)、ファブリツォオの長い人生を長い時間かけて描いてる内容だったので、1週間やそこら空けたところで劇中の時間にしたら些細なことだったと…
ポジティブ…

アラン・ドロン出演作を観るようになって、DVDで観られないものが沢山存在することを知って…
この映画もその中の一つで、少し前に東京の方で復刻上映なるものをしていたのを知った時は「(怒)」なのか「(悲)」なのかよく分からない感情がありました😐

しかしながら今回BSでまさかの放送。感謝、感謝…
完全復元版と名のつく、修復後の色あざやかなものの放送で、映像面で気になるところは全然なく感動しました。
貴族たちの美〜〜〜〜〜〜〜

正直なところかなりのボリュームで(一貴族の人生のお話なので…)、映像面や芸術面以外での評価のしどころがちょっと難しい気もする作品でしたが(笑)、ルキノ・ヴィスコンティ監督作でありアラン・ドロン出演作であれば私はそれで満足なのです。
満足。

その昔見たアラン・ドロンのドキュメンタリーで初めてこの『山猫』のワンシーンを見たのが、あの斜め眼帯の…アラン・ドロンだったので…
あれをじっくり見れただけで良いのですよ私は…




自然光だけで撮影頑張った舞踏会のシーン、明るさのための燭台のせいで本当にみんな暑そうで汗だくだったのを思い出してフフッてなってる
はま

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