ルキノ・ヴィスコンティ監督作品はやっと2作目鑑賞🎬✨
原作はドストエフスキーの短編小説📕✨
夜の橋で1人佇む女性ナタリアに恋をしたマリオ(マルチェロ・マストロヤンニ)。デートの約束を漕ぎつけるも、どこか様子のおかしい彼女…。彼女には橋で待ち続けるある人がいた…。
深い深い陰影が創り出す夜の闇。
モノクロ映画で夜を描くってかなり難しそう🤔
一部回想シーンで室内の描写が出てくるけど、全編通して2人の男女が逢瀬をする夜の街での出来事を描いているので、終始暗い画面が暗雲とした雰囲気を醸し出す。
それにしてもなんとも不思議な話だなぁ🤔
明暗のコントラストがかなり強くて、息を呑むほど美しい夜の街並み🖤
かと思えば靄の掛かったネオン街や、降り頻る雨の光景がグレイッシュにぼんやりと浮かび上がるシーンは、どこか退廃的で怪しげで、SF的な異質感のあるシーンにも見える👀✨
ラストシーンの雪が降りしきるシーンは特に幻想的❄️✨✨
それ故に物悲しくて…🥺
心が通った瞬間に起きた奇跡にも思えるし、あのシーンが永遠に思える…✨✨
構図の完璧さに震える…🥺❄️❄️❄️
ニーノ・ロータの音楽がまたいい♬
なんとマルチェロのダンスまで✨✨
『8 1/2』でも少しダンスもいうかステップ踏むシーンあったけど、今回はかなりガチダンス🕺🏻
しかも結構キレがいい✨✨
なんとも儚くて美しい作品でした…✨