昼行灯

十戒の昼行灯のレビュー・感想・評価

十戒(1956年製作の映画)
3.0
大仰で芝居がかった古典大作だが、一つ一つを映像と台詞で説明してくれるので、4時間近い長尺もそれほど感じさせない。

旧約聖書にあれこれ言っても仕方がないが、神のお墨付きを得たモーセは厄介この上ない。何を言っても聞く耳持たず、全然話が通じない。悪役のラムセス2世が可哀想になってくる。ガチガチの信仰心の恐ろしさよ。

ハリウッド制作なので、女たちが宮殿の水辺でお喋りしてるシーンがビバリーヒルズの週末みたいなのはご愛嬌。
昼行灯

昼行灯