バーニーロス

十戒のバーニーロスのレビュー・感想・評価

十戒(1956年製作の映画)
4.3
本作はBlu-rayディスクを購入したのですが
約4時間という長尺を大河ドラマを観る感覚で
分割しながら鑑賞しました。

「十戒」といえば、あのシーンが有名ですが、
それだけでは有りませんでした……。
物語から役者さんスケールの大きさまで完璧です。
これは相当な実力派ムービーです!!

どれくらい実力派かといったら、
生後1ヶ月なのに英会話をバリバリ話し
歯も生え揃いパンパースを必要としない赤ちゃん!
そう説明したら分かりやすいと思います。

これは宗教に疎くても信心深くなくても
別の部分で心に浸透してくるモノがありました。
全世界共通であろう無償の愛とやらが
本作に存在していたからだと思います。

身分や地位で優劣を決められる事が滑稽に思えるし
人間にとって本当に大事で大切なモノ……
それが本作から見えてきました。

そのモノとは目には見えないモノです、
でも形式として確かに存在しているモノよりも
大事で尊いんだと私は信じています。


血とバイオレンスをこよなく愛し
将来はヘルレイザーと結婚する事が夢であり
凶悪犯罪に手を染め悪魔に魂を売り飛ばした
悪名高い私なんかがコレ以上語る事は有りません。

この「十戒」お見事な名作でした😌💖
バーニーロス

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