“ノース・ポート”と呼ばれる小さな島を舞台に、
遺伝子工学により生み出された新種の人喰いゴキブリが巻き起こす惨劇を描いたホラー。
モンスターパニック映画史上、
人類の最大な敵が登場します。
しかも大量に本物のゴキブリが登場します。
主人公のリチャード保安官、
朝から美味しいコーヒーを飲みます。
そのコーヒーカップの中にはゴキブリが入っています。
早々から登場し存在感をアピール。
舞台は孤島の町ノースポート。
科学研究所「インテック」でバイオテクノロジーの研究が行われていた。
ゴキブリが遺伝子組み換えによる産物で、
その原因でゴキブリが凶暴化します。
ホイホイ逃げるゴキブリが、
ホイホイと近づいてきます。
昆虫のパニック映画だけでは終わらなく、
ゴキブリの獲物となった物と同化するモンスターホラー映画へ。
猫と合体したゴキブリ猫や、
人と合体した人ゴキブリなどが登場します。
人ゴキブリに変身する描写はまるで「ザ・フライ」。
事件解決の為にやってきたハバート博士も変わり者で、
大量のゴキブリに手を噛まれているのに、
「すごいわ」と微笑んでいる。
レストランで陽気な音楽に合わせて、
ゴキブリをミキサーや電子レンジなどで倒していくのは面白い。
数え切れないほどのゴキブリが画面いっぱいに拡がるので、
ゴキブリが苦手な方にはお勧め出来ません。
DVDスルーしてもおかしくない作品ですが、
公開当時は映画館の大スクリーンで観ました。