Azuという名のブシェミ夫人

ブラザーズ・グリムのAzuという名のブシェミ夫人のレビュー・感想・評価

ブラザーズ・グリム(2005年製作の映画)
3.0
ギリアム作品再見フェス引続き開催中。
第7弾はこちら。

グリム童話で有名なグリム兄弟が魔物ハンター・・・似たような海外ドラマもありますよね。
こんな事を言ってしまうと元も子も無いんですけれど、自分で確固たる世界観を確立出来てるようなセンスの持ち主は、なにも既存の古典を題材に扱う必要なんか無いのではと。
それも題材が著名な物語であればあるほど観客側に一定のイメージが付いているので、ギリアム監督の“らしさ”が抑えられてしまうと思うのです。
グリム童話やその他のおとぎ話に出てくる色々な要素をそこかしこにまぶしているものの、なんとも中途半端になってしまってね。
この作品は撮影が半年ぐらい中断しちゃって、その間に『ローズインタイドランド』撮ったりなんかして、だから途中でめんどくさくなっちゃった?って位に終盤にかけてストーリーがどんどん雑になってく感じが残念・・・。
あれー??私途中寝てないよなぁー?って位、展開が雑。
『豆』問題とか、最初から引っ張る割に普通に失敗談で終わってるよね。
実は・・・とかも何もないんかい。
そしてハゲのキャラ設定も雑。
あと気持ち悪さを虫に頼り過ぎね。ハムナプトラ的なね。
居心地の悪さや気持ち悪さをもっとギリアムらしさで表現して欲しかったな。
あっでも唯一“泥人形→ジンジャーブレッドマン”の流れの描写は好きかな!

なので・・・この映画の楽しみ方は
『ディテールとヒース・レジャーを愛でる』
これに限りますね。(断言)
点数★3.0はそこだけで付けてます。

まぁ物語の出来は悪いですけれど、やっぱりギリアムは小物やら背景の造形やらのディテールにとっても拘るので、そこが観てて楽しい♡
『あの馬車のデザインいいわー』とか目が行っちゃって。
衣装も凝ってまして、モニカ・ベルッチがかぶってる小林幸子バリの盛り盛りの王冠とかドレスとかデザイン画があったら見てみたい。

そしてヒース・レジャー♡
丸眼鏡(重要!)でちょっとヘタレなヒースが可愛くてならないので、もう彼を愛でるだけでもイイです♡
マット・デイモン愛でてもイイんですけどね・・・なんかこの時ジミー大西に見えてしまって(全国のマット・デイモンファンの皆様ごめんなさい。並びにジミー大西ファンの皆様もなんかごめんなさい。)
いやいや、でもマット・デイモンも好きなんですよ!
ほんとに!
完全に説得力ゼロですけど。
それとヒロインのレナ・ヘディに至っては、初めて観たときは良かったんですけど、『ゲームオブスローンズ』を観た後だとサーセイにしか見えなくて困りました。
以上です。