鍋レモン

ブラザーズ・グリムの鍋レモンのレビュー・感想・評価

ブラザーズ・グリム(2005年製作の映画)
3.1
⚪概要とあらすじ
グリム童話の誕生秘話を、斬新な発想のもとに映像化した大人のファンタジー作品。

19世紀、フランス占領下のドイツで、兄ウィル(マット・デイモン)と弟ジェイコブ(ヒース・レジャー)のグリム兄弟は、魔物退治をすることで生計を立てていた。

⚪キャッチコピーとセリフ
“この秋、未知なるファンタジーへ”

「ハッピーエンドにしよう」

⚪感想
ファンタジー作品。

ジャックと豆の木、赤ずきん、シンデレラ、白雪姫、カエルの王子様、ラプンツェル、眠れる森の美女などグリム童話の要素が盛りだくさん。

微妙にコメディシーンもあるけどそんなに面白くはない。シュールとまではいかないけど中途半端過ぎて。

沢山虫が出てくる。

テリー・ギリアム監督。
「ミラクルニール」は置いておいて、「バンデットQ 」、「Dr.パルナサスの鏡」は今作と雰囲気が似ている。登場キャラクターだったり、ちょっと薄汚れた所も。

久しぶりのヒース・レジャー。
演技の幅が広そうなので亡くなってしまっているのが本当に残念。

モニカ・ベルッチ。
鏡の女王役。今まで観てきた鏡の女王の中で1番美しかった。吹き替えの声も可愛かった。
しかし、出演シーン少なすぎる。

ニコール・キッドマン、アンソニー・ホプキンス、ロビン・ウィリアムズ、ジョニー・デップがキャスティングされていたけど実現にはいたらなかったとか。

レナ・ヘディがキーラ・ナイトレイに似ていて、マッケンジー・クルックが出演していたからか「パイレーツ・オブ・カリビアン」見てる気分に。

何かが惜しい。



⚪以下ネタバレ



恋愛と親子愛が特に触れられることなくスルー。



⚪以下ストーリー(Wikipediaから引用)
1796年、グリム兄弟の弟のジェイクは、病気の妹を医者に診せる金を作るために売る牛を、騙されて「魔法の豆」と交換してしまうような夢見がちな子供だった。兄のウィルはそんな弟をバカだと激怒する。妹は医者に診せられぬまま、死んでしまう。

15年後、成長したウィルとジェイクの兄弟は、魔物退治の達人として名を知られた存在となっており、各地を巡って魔物を退治しては報酬を得ていた。ジェイクは各地の民話や伝説を収集するのに熱心で、ウィルは現実的で要領よく生きようとしていた。そしてフランス占領下ドイツのとある村でバンシー退治を首尾よく成し遂げたが、そこでフランスのドゥラトンブ将軍の部下であるカヴァルディに、ペテン師として仲間と共に逮捕されてしまう。ドゥラトンブ将軍は、兄弟一味を見逃す代わりにある森で起こっている不可解な連続少女失踪事件のトリックをあばき、解決することを要求してきた。

兄弟たちは仕方なしに要求を受け入れ、カヴァルディの監視付きで、森のある村に出向く。そこで兄弟は、村人から良く思われていないが、森に詳しい猟師の娘アンジェリカに助力を請い、人がおそれて足を踏み入れない森の奥も調べることになった。そこは昔、忌まわしい魔力を持つ、美貌の鏡の女王が住んでいたと言い伝えられる塔の建つ森であった。事件の背後には、あくまで人為的なトリックがあると思っていた兄弟だが、森では今も鏡の女王の気配と魔力が息づいているかのような解明できない奇怪な出来事が立て続けに起こり、調査中にも少女の失踪は続いていた。やがて兄弟も驚いたことに、少女たちの失踪は、鏡の女王の偏執的な宿願によって引き起こされていたことが判明したが、すでに時はさし迫り、集められた少女たちが女王の犠牲になろうとしている夜になってしまっていた。おぞましい企みを阻止しようとする兄弟にも、次々と女王の魔の手が襲いかかってくる。兄弟は協力して奮戦するのだった。

⚪鑑賞
サタ☆シネで鑑賞(吹き替え)。
鍋レモン

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