このレビューはネタバレを含みます
『リング』シリーズ第2弾!
冒頭から、実は貞子は井戸の中で30年間も生きていたという怖すぎる展開。呪いのビデオが実際に再現されるシーンで山村志津子がこっちに気付くのが怖過ぎて「やめてぇ……!」ってなる。ただ1番は、陽一がトラックで殺した相手がお母さんだということに、僕は最初は気付けなくて、後から時間差で気付いた時の鳥肌はヤバかった。
『リング2』は映画版オリジナルの続編となっており、原作版準拠の続編『らせん』とはパラレルワールドとして描かれる。
前作『リング』の高山竜司の様な思念を感じ取れる超能力はまだ許せたが、本作中盤以降のあたかも超能力バトルかの様な特殊能力には流石に置いて行かれてしまった。死にはしないけど呪われている人達の存在がいまいちピンと来ず、『リング』の様なロジカルなルールが存在しないのが残念。ラストのプールのシークエンスは特にツッコミ所満載。ただ、山村志津子&貞子と浅川玲子&陽一を重ねようした試みは良かった。
女子高生に「絶対見てね」と言われて呪いのビデオを貰ったテレビ局員の岡崎。こいつ絶対見ないで封印するだろ……と思ったら予想通り過ぎて爆笑した。
崖を登ってくる貞子がスポーツクライミングの選手みたいで面白かった。