肉鹿

日の名残りの肉鹿のレビュー・感想・評価

日の名残り(1993年製作の映画)
3.4
1958年、オックスフォード。歴史ある邸宅。仕事しか知らない執事長とこの先の人生を考え始めたメイド長。ふたりの間には仲間意識を超えた気持ちが燻り続けていたが———原作がノーベル賞作家カズオイシグロ。

主役を演じたアンソニーホプキンスがかわいかった😆
仕事に生涯を捧げてきた執事を好演してて、佇まいだけで絶対童貞だろうなあてわかるとこがよいです!
女性に触れられるの嫌がったり、若くて綺麗な女性を採用したがらないのは恐れている証拠だし、隠れて恋愛小説読んでたりもかわいい。
一瞬男性が好きなだけかとも思ったけど、やっぱり恋愛がわからなくて恐れているだけな気がする🤔

それに、そう思った方が映画としても美しいしね。
好意を寄せられてるのに気付いてるけど発展するのが怖くてずっとかわしてるホプキンス、と思った方が情けなくて小心者で風情がある🤤
個人的にはこの淡すぎるお互いの恋心を堪能させてもらう映画だと思った。

でも原作の鋭い風刺や皮肉が抑え気味だったのはやっぱり物足りない、、
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