Jumblesoul

日の名残りのJumblesoulのレビュー・感想・評価

日の名残り(1993年製作の映画)
3.0
アンソニー・ホプキンスの玄人芝居を見るための作品。
個人のプライベートがあって無いような執事という仕事に生涯を捧げるというのは、さすがに今の感覚では理解できない。前半に父親のエピソードを長時間盛り込んだのも、主人公の末路を暗示する意味があるのかもしれない。
終始柔和な表情のホプキンスだが、読書時間を邪魔された時に一瞬レクター博士の顔になるのが見どころ。
スーパーマンだったクリストファー・リーヴが好演。不幸がなければ良い役者になっていたのに惜しかったと思う。
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