ノーベル文学賞を受賞されたカズオイシグロ氏原作の映画‥初鑑賞。品、気品という言葉がふさわしい‥静かで不安定な音楽、英国の貴族の屋敷やその中の調度品、執事の毅然とした仕事、夕暮れに赤く染まる緑の丘〜アンソニー・ホプキンス、エマ・トンプソンの見事な演技‥第二次世界大戦前の各国交渉を織り交ぜ、絵・音・役者(毅然とした中に時に可愛く時にユーモアがあって)・ストーリー全て隙なく‥執事の父親が"必要なのはdignity "と言ってたけどそれに溢れた作品でした。ヒュー・グラントもクリストファー・リーブも出演‥ラストが少し悲しい‥原作も読んで見たいです(言葉だけで現す~言葉から体現する表現する-凄いですね)
