ぶーさん

日の名残りのぶーさんのレビュー・感想・評価

日の名残り(1993年製作の映画)
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過去に何度か観ている大好きな映画。
私の粗末な文章力では書ききれないほどの美しさと哀しさ

人に仕えて生きるという執事の誇りと卑屈さを感じられる
アンソニー・ホプキンスが見事としか言いようがない。
時の経過をも彼の後ろ姿でわかる

最後の最後までもどかしくやり切れない二人の関係も
貴族の生活も使用人の世界も、戦争という不穏な時代も
抑えに抑えて静かに描かれる

映画の後に原作を読んだけど
日の名残りに関しては映画の方が好きだった

好きな映画ほど語るのが難しい
ぶーさん

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