スティーブンスとケントンが想い合っているのはわかるのに、何か1つのキッカケで変わるような簡単なものではない。それをわかっているから、ケントンも気持ちをぶつけることはしない。とてももどかしくて切なかった。
価値観や優先順位、美学等々。十人十色なんだと思う。スティーブンスとケントンは一緒には居られなかったんですね。ただ、結ばれはしなかったけれど、お互いに大きな傷跡を残した恋心だったんだなぁと。別れのバスのシーンは切なかった。。
お屋敷の装飾や景色もとても綺麗で、スティーブンスの立ち振る舞いも含めて、上品で美しい作品でした。