古典ホラーの名作。
だが、あの強烈な「花嫁」の姿は知っていたが今回初めて作品を通して観た。
制作年代から想像するものより、かなりレベルが高く、ギリギリ現代でも鑑賞に堪える作品と言えるだろう。
というか、あの「花嫁」のビジュアルのおかげで生き延びてきたと言っても過言ではない。
ストーリーは今見るとかなりベタではあるが、これ系の元祖であることは間違いなく、模倣され続けたためにベタに感じてしまうのだろう。
実験室の怪しげな雰囲気とか、崩壊シーンのミニチュアなど美術も良い仕事をしている。
数分しか登場しないが、花嫁を見るだけでも楽しめる作品。
古典の名作に恥じない内容だ。
余談。
今回調べて初めて知ったこと。
「アイコニックな髪型は古代エジプトの王妃ネフェルティティを参考に、ワイヤーで固定したうえパーマをかけた。」
そう言われれば、エジプトの壁画とかにありそうだ。
って言うか、あれ地毛だったんかい!笑