カフェポタリスト

フランケンシュタインの花嫁のカフェポタリストのレビュー・感想・評価

4.0
嵐の夜、詩人バイロン卿とシェリー夫妻が集まり、メアリー・シェリーが
フランケンシュタインの怪物の続きを語る冒頭からゾクゾクする。

シューベルトの音楽を理解し、酒、煙草も嗜む怪物。
友だちが欲しくなるのも無理ない。
だからいっそう怪物が可哀想になる。
それに対しラング「M」同様、自分たちとは違う異質なものを追い回す
群衆心理の方がよっぽど怖い。
ストーリー展開が速くて、この内容だともっと時間かけて
じっくり語って欲しかった。